通関士試験の対策と基本書・問題集

通関士試験は法律の試験です。法令を条文通りに暗記する必要はありませんが、テキストをよく読み、法令の用語を正しく記憶し、法令の規定の内容を正しく理解することを心がける必要があります。
試験合格のためには、各試験科目とも合格基準を満たす必要があります。不得意科目を作らないことが大切。試験では全体の75~80%が過去問から出題されていますので、過去問を熟知することが重要です。問題集で過去問を繰り返し解き、少なくとも80%正解できることを目標にしてください。
試験対策の「基本書」について。いったいいつ買えばいいのでしょうか?試験は10月。「基本書」を買う時期は、試験の年の4月上旬がベストです!
通関士試験のベースは法律。法律は頻繁に改正されます。10月に行われる試験は、その年の4月1日に施行されている法律が対象。つまり、あまり早く「基本書」を買ってしまうと、その教材には、受験する年に出題される改正点が載っていないということになります!十分ご注意ください。
お勧めの「基本書」は、初心者であれば「通関士試験合格ハンドブック」、知識のある方であれば「通関士試験の指針」です。通関実務の問題演習のために「ゼロからの申告書」も揃えておくといいでしょう。
問題集は、自分で手にとって気に入ったものでも大丈夫。法律の改正点は、正解するのが難しい分野。改正点の練習がたくさんできる問題集があれば、それがベストでしょう。

通関士試験対策の基本書を買う時期に注意!に+1 !


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